「自分に自信がない」あなたへ 

キャリア

自分に自信、ありますか? 

あなたは、自分に自信がありますか? 

そう問われたらどう答えるでしょうか。 

 

「はい、自信があります!」

 

そう即答できる人はどのくらいいるでしょうか。

あまりいないかもしれませんね。

特に日本人は自己評価が低いと言われています。 

出る杭は打たれる。失敗を恐れて行動しない方がいいと考える人も多いものです。

外国人だからといって必ずしも自己肯定感が高いということではありませんが、それでも、「失敗は成功の母」「失敗よりも行動したことを褒める」といった文化はあるように思います。

自信あります!と言える日は来る?

キャリア相談を受ける中でこの「自信がない」という発言とよく出会います。

その時私はふと思うのです「この方が自信があると断言できる日は来るのだろうか?」 と。

この表現は少し語弊があるかも知れませんが、誰にでも何かに懸命に取り組んだり、人より詳しいことのひとつやふたつ、あると思うんです。

ただ、そのことを過小評価している方が多い。

すべてのことに自信が持てなくてもいい。何かひとつ、これは人より少しは詳しい分野、他にない経験があるかもしれないということです。

そういうことを言語化したり、奥底から引っ張り出したりして、目を向けてみるお手伝いをしたいな、といつも思っています。 

 

 

評価されたいという願い、されない怒り

 

自分以外の誰かから評価されないことにより、自信を持てなかったり、怒りやゆるせなさを覚える人は多いです。

ただ、相手の感じ方や思いをこちらでコントロールするのはなかなか難しいものです。 

イライラ、モヤモヤを深堀りしていくと、思った通りに評価してもらえないことへの怒りだったりします。

そういった方にこう問いかけます。

「自分で自分を評価するクセをつけてみませんか?」と。

自分に対して一番厳しい評価者は実は自分だったりします。

でも、自分の一番の味方は自分であって欲しいと私は願っています。

「私、結構頑張ってるよね」「できてること、結構あるよね」と自分に言ってあげられるような「セルフエスティーム」の習慣を始めてみませんか? 

 

 

「自信の種」を一緒に探そう

キャリアコンサルタントは対話の中で、これまでの経験やスキル、大切にしてきた思いを一緒に紐解きます。

今まで自分で強みや得意と思っていなかったこと、忘れていた経験を見出し伝え返すことでご本人に意識してもらうはたらきかけをします。 

同じ出来事があっても、それをどう捉えるかで言動や行動が違ってきます。 「自分に自信がある」と少し思えるようになったらいいと思いませんか?

そんな心持ちの変化がもたらさせるよう心から願って、日々相談者の方と向き合っています。初対面の方も多いですが、セッションはいつも真剣勝負です。

「キャリア相談ってハードルが高い…」「高そう…」そう思う方もいるかもしれません。ですが、自治体などで無料でキャリア相談を受けられる機会もありますのでぜひ探してみてください。

新しい一年の始まり、心機一転気軽な気持ちで受けてみてはいかがでしょうか。

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