50代からは自分にやさしく——「セルフコンパッション」という贈りもの

私らしく生きる
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「またうまくできなかった」「私ががんばらなきゃ」「迷惑をかけたらいけない」そんなふうに、自分に厳しい言葉をかけ続けてはいませんか?

誰かの期待に応えようと頑張ってきたあなたにこそ伝えたい考え方があります。

それが、セルフコンパッション(self-compassion)です。

「自分にやさしくすること」「思いやりを持って自分に接すること」を意味します。

50代を迎えたいま、自分自身をゆるめるタイミングが来ているのかもしれません。 

罰するのも、ゆるすのも、自分自身

何かうまくいかなかったとき、

 
あなたはどんな言葉を自分にかけていますか?

 

「どうしてこんなこともできないの?」
「また迷惑をかけてしまった……」

 

そんなふうに、つい自分を責めてしまうこと、ありますよね。
 

けれど、冷静に考えてみれば、自分を罰しているのも、実は自分自身なのです。

 

セルフコンパッションは、その逆をやってみよう、というアプローチ。
 

「よくがんばったよ」
「今はつらいけれど、大丈夫」

 

そうやって、自分をやさしい言葉で自分を包み込むことから始まります。

 

泣いている子どもを抱きしめるように。
 

傷ついた自分を責めるのではなく、まずは「つらかったね」「よくやったよ」と寄り添ってあげるのです。

  

じんわりと心が反応するのを感じませんか?

 

社会に適応する中で、置いてきた「自分」

 
私たちは、誰もがこの世に生まれてきたときは「自分が好き」でした。

 

赤ちゃんのころ、自分を疑ったり責めたりすることなど、なかったはずです。

 

でも、成長するにつれて
 

「それはダメ」
「そんなことしちゃいけません」
 

という言葉をたくさん受け取りながら、学校に、会社に、社会に適応していきました。

 

周囲と比較して「自分はできていない」と感じたりすることもあるでしょう。

 

もちろん、社会で生きるためには必要なプロセスです。比較や競争が自分の成長につながる部分も大いにありますよね。
  

でも、過度に適応し過ぎてしまうと、苦しくなってしまうのです。

  

自分をゆるめ、優先してもいい時期に入っている

競争や比較、緊張状態のまま、言って ”旧型OS” のまま、50代にに突入してしまったらしんどいですよね。

 

50代を超えたら、少しずつ「自分」を優先することを許可してみて欲しいのです。

  

✔ 自分にやさしい言葉をかける。
✔ 疲れたときには休ませる。甘やかす。
✔ イヤなことには「イヤ」と言っていいと許可する。

 

…罪悪感があるでしょうか?

 

でも。

 

そうやって自分をゆるめていくことは、わがままでも甘えでもありません。
  

それは、自分に誠実に向き合うための、大切な態度です。

 

もしかすると、これまであなたを頼りにしてきた人たちは、驚くかもしれません。
 

でも、あなたが自分を大切にする姿を見せることが、その人たちの自立を促すことにもつながるのです。

 

  

やさしさは、まず自分から始まる

他人にはやさしくできるのに、自分にはつい厳しくなってしまう。
 

そんな方にこそ、セルフコンパッションを日々の暮らしに取り入れてみてほしいと思います。

 

深呼吸して、目を閉じて、胸に手をあてて。

「わたし、大丈夫だよ」
「わたし、よくやってるよ」

 

そんなふうに、自分にやさしく声をかけてあげることから始めてみてください。

 

最初は気恥ずかしいかもしれません。

 

「そんなこと思ってはダメだ」

 

そんな風に思うかもしれません。

 

「やさしさは、誰かに与えるもの——」
 

そう思ってきたあなたが、
 

自分にもやさしくしていいんだ と気づいたとき、人生はまたひとつ自由になります。

 

これまで、誰かのために、たくさんがんばってきたあなたへ。
 

今度は、自分の心の声にそっと耳をすませてみませんか?

 

あなたがあなたにやさしくできたとき、世界の見え方や、周りの接し方も、きっと変わっていきます。
 

その第一歩を、今この瞬間からはじめてみませんか?

 

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