「あー仕事辞めたい…!」そんな思いが頭をよぎること、ありませんか?
頑張っているのに評価されない。
自分には向いていない気がする。
職場の人間関係も、もう限界かも。
50代になると、体力や気力の変化も重なって「このままでいいのだろうか」と立ち止まる瞬間が増えてきますよね。
でも、辞める・続けるをすぐに決めなくても大丈夫。
いったん足を止めて、「私は何のために働いているのか」を静かに見つめ直してみませんか。
働く意味を問い直すことで、今まで見えなかった選択肢が、そっと姿を現すことがあります。
この記事では、仕事がつらくなったときに試してみたい考え方や、辞める選択をするとしたらどう備えるかなど、自分らしさを再認識するためのヒントをお届けします。
「辞めたい」と思うのは、弱さではなくサイン
「どうしてもあの人と合わない…」
「毎日職場に行くのが憂うつ…」
一日の多くの時間を過ごす場所が苦痛であると、徐々に心身がむしばまれていきますよね。
仕事を辞めたいと思うとき、
「自分は根性がないのでは」
「もう少し我慢すべきなのでは」
そんなふうに自分を責めてしまう方も多いかもしれません。
けれど、「辞めたい」という気持ちは心や体からの大切なサインです。
仕事を辞めたいと思うことは、自分の人生を大切にしようとしている証。
50代は、人生の折り返し地点を過ぎ、「これからをどう生きたいか」を考え始める時期です。
居場所を考え直すのは、ごく自然なことなのです。
✔ 価値観が変わってきた
✔ これまで大切にしてきたものが揺らいでいる
✔ 無理を続けてきた疲れが表に出てきた
まずは、「辞めたい自分」を否定せず「何がつらいのだろう?」と、自分に問いかけてみる。
そうすると、本当に大切にしたいことが見えてくるかもしれません。
50代からの「働く意味」は、変わっていい
これまで、あなたは何のために働いてきたでしょうか?
・生活、お金のため
・家族を養うため
・キャリアアップのため
けれど、年齢を重ねるとともに働く意味そのものが変わってくることがあります。
・収入よりも、心身の安定を大切にしたい
・人の役に立っている実感がほしい
・今の気力・体力でマイペースに働きたい
優先順位が変わったとしても、それは「後退」ではありません。
人生のフェーズが変わった ということなのです。
「働く意味」は、変化していい。
今の自分に合った答えを、探し直していいのです。
辞める前に、できる小さな工夫
「もう限界。すぐ辞めたい」そう感じるほど追い詰められているなら、もちろん無理は禁物です。
今はつらい気持ちでいっぱいで、辞めることしか頭に浮かばないかもしれません。
でも。
もともとは入りたいと思った会社です。
辞める決断をする前に、いったん現状を改善する方法を考えてみるのもいいでしょう。
社内外の味方を見つける
職場に一人でも信頼できる人がいると、気持ちがぐっと楽になります。
「この人なら話せる」と思える人はいませんか?
話しやすい先輩でもいい、同僚でもいい。人事の担当者でもいいでしょう。
まずは共感してくれる人がいるだけで、気持ちが軽くなることもあります。
自分では思いつかない方策が見つかるかもしれません。
苦手なこと、苦手な人、うまくやれている人にどのようにコツを得て来たのか聞いてみるのもヒントにつながるでしょう。
職場にいなければ、外部のキャリア支援機関などに相談するという手もあります。
ポイントは「転職ありき」ではなく、本当にどうするのがいいかを一緒にじっくり考えてくれる存在です。
コミュニケーションの仕方を工夫する
仕事上の人間関係がストレスの原因なら、話し方や接し方を変えてみるのも一つの方法です。
その人がどんなタイプで、どういったコミュニケーションを好むのか、
「苦手な人とは距離を取る」「伝え方を工夫する」それだけで状況が改善することもあります。
無理に仲良くしようとせず、適度な距離感を持つ、業務がスムーズにいくようなやり取り以外はしないと決めてしまうことも一つの案かもしれません。
自分の中の捉え方の「クセ」を見つけることも一つの方法です。
上司が嫌味を言ってきたとしても
「私のことが気に食わないんだ、あんな言い方してひどい」
と思うか、
「今日はきっと嫌なことがあったのね。部下に当たり散らすことしかできないなんて、可哀そう人だわ」
と思うかで、だいぶ気分も違ってくるのではないでしょうか。
相手を変えるのは難しく困難な道のりなので、まずは変えられる自分側で工夫してみるのは、自分を守る意味でも効果的ですよ。
例えば…
✔ 受け止め方のクセを見直してみる(他の考え方はないか?)
✔ 伝え方を工夫してみる(クッション言葉を使う、アサーティブな言い方を身に着ける)
✔ 受け流し方を身に着ける(言われたことを「事実」と「感情」に分けてみる。事実だけを受け止め、あとは流す)
✔ へこんだ時の回復ルーティンを作る(運動する、紙に書いて破る、自分にお守りの言葉をかける)
✔ マインドフルネスな時間を持つ(意識を「今、ここ」に戻して、過去への後悔や未来への不安を手放す)
「受け止め方」「伝え方」「受け流し方」「回復の仕方」などを総合的に上げていくことで、ずいぶん楽になることもありますし、
長期的にはそのスキルを身に着けていれば、どんな職場に行って居やすさが増しますよ。
自分だけの目的を見つけて割り切る
「生活のために働く」「スキルを身につけるための期間と考える」そう割り切ることで、職場のストレスを軽減できることもあります。
この仕事で得られる経験やスキルが、未来の自分に役立つと考えられれば、目の前の仕事の意味付けが変わってくるかもしれません。
またた、今の仕事がまわりまわって、最終的に誰のためになっているかを想像してみるのもいいでしょう。
仕事の目的を自分で決める、自分の成長、誰かの喜びにつながっていると感じられれば、今取り組んでいる仕事の見方も変わるかもしれませんね。
環境を少し変えるだけで、「辞めたい」が「続けられる」に変わることもあります。
そして同時に、もし辞めるとしたらどうするか「お金」「暮らし」「時間」「次の居場所」を整理しておくことも大切です。
備えること、知ることは不安を減らし、選択の自由度を高めてくれます。
勇気を持って“離れる”選択肢もアリ

どうしても仕事が辛く、心身に不調をきたすようなら「休む」「離れる」という選択肢も考えてみてください。
心身を守るためにそこから離れる選択肢も
どうしても合わなかったら、無理にそこにとどまる必要はありません。
仕事はあなたの人生のすべてではありません。
仕事のための人生ではなく、人生の一部分が仕事なのです。
「もう限界かも…」そう感じるなら、新しい道を探すことも大切です。
つらい環境に居続けることで、心や体を壊してしまうこともあります。
居場所は自分で選んでいいのです。
あなたの健康と幸せが何よりも大切です。
自分を守るために「辞める」という選択肢があることを忘れないでください。
いろいろ言ってくる人がいるかもしれませんが、外野の声に惑わされず、自分を大事にする決断をする勇気も時には必要。
「休む」ことを選ぶ場合には、会社の休職制度や傷病手当などについて調べておくとよいでしょう。
日本にある会社組織の数を調べてみる
日本には法人登記総数で約500万社の企業があります。(2025年現在)
今の職場が合わなかったとしても、他に合う場所はきっとあります。
一つの会社がすべてではないことをぜひ覚えておいてください。
そう考えると、今の会社がたまたま合わなかっただけという可能性も高いです。
次の職場を選ぶ前に、自分の「譲れない軸」や「働きやすい環境」をしっかり整理して、判断基準を持っておくこともミスマッチを防ぐのに効果的です。
また、自分に合う環境に出会うためには、行動を増やして多くの企業に出会う覚悟も必要でしょう。
離職に至るまでが同じような経緯が繰り返されている場合は、その課題をきちんと見つめ直して、乗り越える工夫を身に着けたほうが良いかもしれません。
手間がかかったり、遠回りかもしれませんが、結果的にはそのほうがストレスが少なく、腰を据えて安心して働くことが出来るのではないでしょうか。
人生の目的は働くことではなく「幸せになること」
「仕事のために生きるのではなく、幸せになるために生きる」
そう考えると、少し肩の力が抜けませんか?
仕事は一日のうち大部分の時間を占め、会社の人間関係がうまく行かないとそれがすべてに思えてしまいます。
でも仕事や会社は「あなたの人生」という大きなくくりの中の一部分にすぎません。
あなたの人生は、あなたの幸せのためにあるのです。
会社のためではありません。
「つまらない」「合わない」と感じている仕事は、社会においてどんな役割をしていますか?
最終的に誰の役に立っているでしょうか?
あなたはその活動を支える一員だということを誇れるでしょうか?
あなたがやっている仕事が巡り巡って誰かの便利や笑顔、活力につながっていると認めることができたら、続けてみるのも悪くないかもしれません。
あなたの人生は、あなたのもの
「何のために働くのか」それは「幸せになるため」と言ってもよいのではないでしょうか。
どんな働き方をするのか、どんな人生を歩むのかは、あなたが決めていいのです。
大切なのは、自分で選んでいる感覚を持てているかどうか。
辞めてもいい。
続けてもいい。
少し休んでもいい。
形を変えてもいい。
あなたの人生は他の誰のものでもなく、あなた自身のものです。それをまずは思い出してみてくださいね。
「もっと自分に正直になってもいい」
そう自分に許可を出せた時、新しい道が見えてくるかもしれません。
自分の決断を他人任せにせず、行動に責任を持つ。
そんなイメージでこれからのキャリアを考えてみてはいかがでしょうか?
一人で考えていると同じ思考のスパイラルに陥ってしまうこともあります。
キャリアコンサルタント、医師やカウンセラーなど、社外の人にフラットな視点で見てもらうことも一助となるかもしれません。
きっとそこから、これからの人生を軽やかに歩くヒントが見えてくるはずです。
焦らなくて大丈夫。
今のあなたにとっての「働く意味」を、ゆっくり、静かに、見つめ直してみてください。
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