「夫婦でいると疲れる」「期待しているから辛いのかも」――そんな気持ちを抱えていませんか。
長く一緒にいるからこそ、ちょっとした言葉や態度にモヤモヤしたり、「わかってほしいのに」と心がしんどいこともありますよね。
特に50代からの夫婦関係は、子育てや仕事の節目を迎え、ふたりの距離感が変化していく時期でもあります。
この記事では、日々の小さな不満をやわらげ、心が少しラクになるための伝え方や距離の取り方について、筆者自身の体験も交えてお伝えします。
「わかってほしい」をやめてみた
「なんでわかってくれないの?」
  
家族、夫婦、職場の人、友だち。
 
自分がこうしてほしいと思っているのに、相手は思った通りに動いてくれない。
 
怒りやイライラがこみ上げてくることってありませんか?
 
私は以前、夫に対してそんな風に思いつつも言葉にできず、不機嫌な態度になったり、一人でストレスをため込んだりしていました。
でも、ある時気づいたのです。
 
「これって、私の物差しで相手を測ってるだけかも?」と。
 
相手には相手の考え方があり、向こうから見ると
「勝手に期待されて、勝手に怒っている」
と感じているのかもしれないと思うようになりました。
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関わり方を変えて起こったこと
この怒りは「自分の思う通りにならないことへの怒り」なのかもしれない。
そんな時思い出す言葉があります。
「他人と過去は変えられない」
「変えられるのは未来と自分」
でも、変えられる「自分」って何だろう…?
「相手をコントロールしたい自分」を手放して、相手が気分よくやってくれるような声がけを考えてみることにしました。
もちろんすぐにはうまく行きません。
感情的になってしまうことも度々ありました。
感情的になる場面を思い返してみると、ただ疲れているだけだったり、他の心配事のせいだったりして、実は相手のせいではないこともありました。
そんな時はあえて自分を甘やかしたり、リラックスしたりできる時間を取ることを心掛けています。
衝突しそうなとき、きつい言葉が飛び出しそうなときは、物理的な距離を取るのもおススメです。
隣の部屋に行ってみる。外に散歩に出かけてみる。
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また「今日はイライラしているからきついことを言ってしまうかもしれない」「できれば放っておいてほしい」
などと事前に宣言してしまうことも効果的がありました。
そうすると相手は「自分のせいで怒っているわけではないんだな」とそっとしておいてくれたりします。
相手を変えることは出来ないけど、こちらの働きかけを変えることで違う展開になることを実感することができたのです。
モヤモヤするならいっそやらない

「私ばっかりやってる…」
そんな気持ちになったら、思い切って「やらない」というのも一つの手です。
 
家族や友人関係において「私がやらなきゃ」といつも無理をしていませんか?
まじめで責任感が強い人ほど、自分を後回しにして無理をしがちです。
 
ただ、誰かがやらなきゃいけないことでも、それを全部自分が背負う必要はありません。
 
「今回はお願いできる?」
「この部分だけ、やってもらっていいかな?」
 
自分が辛くならないように、少しずつ手放すことを試していきたいですね。  
イライラを減らす「伝え方」の工夫
「ちゃんとしてほしい!」
「どうしてやってくれないの?」
  
言葉をダイレクトにぶつけると、相手はますます頑なになってしまいます。
  
大切なのは、感情に任せるのではなく「私はこうしてほしい」と冷静に伝えること。
  
「何ならできる?」
「AかB、どっちなら出来そう?」
といった感じで相手に選択肢を持たせるのもいいでしょう。
   
「やる」「やらない」ではなく「何ならできるか」を聞く。
  
「やらない」という選択肢をあえて外すことで、相手も前向きになりやすくなります。
 
怒りの感情を相手にぶつけてしまい、それを思い出して自分も傷つく——
負のスパイラルで心がすり減っていきます。
消耗する前に“ちょっとラクになる関わり方”を身につけられたらいいですね。
人とほどよい距離でつながることは、自分を大切にすることにもつながります。
  
50代から先の人生は、自分を楽にする人との距離感、接し方を選んでいきましょう。
まずは身近なあの人へのちょっとした言葉から、初めてみませんか?
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