物価の上昇、少子高齢化、人手不足──ニュースの中だけでなく、日々の暮らしの中でもじわじわと実感しているのではないでしょうか。
50代に入り自身の病気や家族の事情などでフルタイムで働けなくなった今、「この先大丈夫だろうか」と、ふと不安になる日もあります。
こんな時代だからこそ「複数の収入源を持つ」ことで少しでも安心につなげる、という選択肢のお話です。
ずっと続く“就職氷河期”の感覚と、今の現実
就職活動が厳しかった就職氷河期世代にとって「正社員=安定」「一つの会社で長く働くことが正解」という考え方がまだまだ根底にあるように思います。
でも現実には、時代の流れと共に企業は個人に“多様な働き方””自律的なキャリア開発”を求めるようになってきました。
私たち就職氷河期世代は、変化の波に何度も翻弄されてきました。
正直報われないことも多かった。
だからこそ「我慢しなくては」「辞めると後がない」と無意識に恐怖を感じてします。
キャリア転換に二の足を踏んでしまうのも無理はありません。
ただ、副業を解禁する企業も増え「個人が収入源をいくつか持つ」ことが可能な時代になってきたのは、大きなチャンスとも言えるのではないでしょうか。
病気や加齢でフルタイム勤務が難しくなっても…
私は50歳で甲状腺の病気がわかり、フルタイムで働くのは体力面で厳しくなってしまいました。
1日8時間・週5日というペースが難しい。
出来なくはないけど、不安がある。
収入は会社員時代より心細いもので、もう少し増やしたいなと思いつつも、無理をすれば体調を崩してしまいます。
「以前のようには働けない」
そう認めることはやり切れなかったけれど、それでも「今の体調と体力で、持続可能な働き方はあるはず」と思い直しました。
いろいろと試した結果“収益の複線化”にたどり着きました。
収入の複数化とは? リスクを減らし、安心感を得る
簡単に言えば「収入源を一つに絞らず、いくつか持っておくこと」です。
例えば──
- パートやアルバイトなど時間を決めた働き方
- オンラインでの副業(ブログ、アフィリエイト、ライティングなど)
- 自分の得意を活かしたプチ講座やハンドメイド販売
- 保有資格を活かしたキャリア相談やスキルシェア
- 年金や投資などの「お金に働いてもらう」仕組み
一つひとつは小さくても、組み合わせることで生活を支える柱になります。
何よりも「1つの仕事がダメになっても他がある」という安心感は大きいです。
小さく始めることから、安心につなげる
収入の複数化というと、何か特別な才能やスキルが必要だと思われがちですが、
はじめは「自分の中にあるものを見つめる」ことから始めましょう。
- これまでの職歴
- 趣味や得意なこと
- 周囲からよく頼まれること
- 話すのが好き/書くのが好き
こうしたことから「何ができるかな?」と探していくのです。
たとえば私の場合──
キャリア支援の仕事に加えて、文章を書くことが好きだったのでブログを始めました。
その中で「自分が本当に良いと思う商品やサービス」を紹介するアフィリエイトにも挑戦し始めました。
すぐに収益につながらなくても、少しでも読んでくださる方がいたり、ホッとしてもらえたりしたら、とても嬉しい。
それがブログ執筆を続ける大きなモチベーションになっています。
今の小さな一歩が未来を大きく変える

「でも私にはそんな時間も余裕もない…」そう思ってしまう時もありますよね。
それでも、
・気になるセミナーに一つ申し込んでみる
・手書きで日記やブログの下書きを始めてみる
・SNSで同じような立場の人をフォローしてみる
こうした“小さな行動”ならできるのではないでしょうか。
その小さな一歩が、未来を大きく変えると信じて。
収益化を焦るよりも、まずは「自分ができそうなことを試す」。
会社に勤めている方は副業など、副業禁止の方はまずボランティアという形で小さくお試ししてみるといいと思います。
続けていくことで、つながりが増えたり、続けやすいことが見つかったりと、自然と道が開けていきますよ。
可能性は一つじゃない 掛け合わせて広げよう
50代からでも、新しいことを始めるのは決して遅くありません。
人生経験が豊富なのが大きな強みとなるでしょう。
失敗したこと、苦労したこと。うまく行かなかったこと、時間がかかったこと。
それをどう工夫して、どう乗り越えたかが、今まさにその悩みを抱えている人の助けになるのです。
自分にできることを少しずつ広げて、収入の柱を複数持っておくことが、
この先の人生をより自由に、より自分らしく生きるための準備にもなります。
どんなに時代が変わっても、あなたの中には可能性がいくつも眠っています。
「これありかも」と思えるもの、ぜひ今日から探してみてくださいね。
【Schoo(スクー)】



