「このまま何となく年を重ねていくのかな…」そんな思いが、ふと胸をよぎることがありませんか?
そんなとき思い切って「死ぬまでにやりたいこと」を一つでも思い描いてみると、不思議と心が少しあたたかくなります。
まずは、大きな夢でなくても大丈夫。小さな「楽しみの種」を見つけて、ゆっくり育てていくような感覚でいいのです。
50代から考える“残りの”時間。その時間を少し明るくするヒントを、一緒に探してみませんか。
やりたいことは、ささやかでいい
今まで仕事に家庭に忙しく生きてきた50代。
人生の時間は限りあることを何となく感じ始める時期でもありますよね。
ふと立ち止まり今後を考えるとき、特に「やりたいことなんて思いつかないな….」と感じる人もいるのではないでしょうか。
「やりたいこと」と聞くと、大きな目標を思い浮かべてしまいがちですが、もっと肩の力を抜いていいんです。
たとえば――
・春になったら電車で小旅行したい
・久しぶりにミシンで布小物を作ってみたい
・静かな場所でお酒を飲みつつ星を眺めたい
・数十年ぶりにピアノを再開してみたい
・ベランダで育てた野菜で料理してみたい
そんな“ちいさな願いごと”でじゅうぶん。
自分だけのささやかな「たのしみ」が、日常に彩りを加えてくれます。
考えるだけで心がちょっと浮き立つ。あれこれ調べてしまう。
そんな“やりたいことの種”あなたにもあるのではないでしょうか。
「いまさら遅い」は思い込みかもしれない
やりたいことがあっても「もうこの年齢だから…」とためらってしまうこと、ありますよね。
でも、50代から始めたっていいんです。
むしろ今だからこそ、成果を求め過ぎない心の余裕を持ちながら、じっくり取り組めるのかもしれません。
・あこがれていた語学を、週1回だけオンラインで学んでみる
・昔からやってみたかった陶芸の体験教室に申し込んでみる
・子どもが巣立った部屋を、趣味のスペースにしてみる
何歳からでも「やってみたい」に年齢制限はありません。
私は子供の頃にエレクトーンを習っていたのですが、実はピアノへの憧れがずっとありました。
40代後半になって一念発起してピアノを習いだし、近くのレンタルスタジオを借りて練習にのめり込みました。
エレクトーンとピアノは似て非なるもので、最初はまったく手が動きませんでしたが、
好きなポップスの曲を選んで1曲弾けるようになったときには、これまでにない達成感を得られました。
誰に披露するわけではないけれど、自分を満足させることができたのです。
何かを上達したい、知りたい、といった探求心は大きなエネルギーを生みます。
久しぶりに、ワクワク感を味わえるかもしれませんよ。
あなたの“好き”をもう一度思い出してみてはいかがでしょうか。
現役プロミュージシャンによるミュージックレッスン【オトノミチシルベ】
書き出してみると、夢はぐっと近づく

「やりたいこと」がふわっと頭に浮かんでも、そのままにしておくと、日々の忙しさに紛れてやがて消えてしまうこともあるでしょう。
そんな時は、書き出してみるのがおすすめです。
シンプルなノートでも、かわいい手帳でも、100均のメモ用紙でも。スマホのリマインダーでも構いません。
🍀やってみたいことリスト🍀
・一人で映画を観に行く
・近くの図書館に行ってみる
・お気に入りのカフェを3つ見つける
・近所のバーに思い切って入ってみる
・不要なものを整理してフリマで売ってみる
こうして書き出してみることで、ふんわりしていた思いが、より現実味を帯びてきます。
リストにしておくと、時間が空いたときに「そうだそうだ」と思い出すことができますし、
週末や気分のいい日に「今日、やってみようかな」と動き出せるかもしれません。
まずはひとつだけ、夢のタネをまいてみる
死ぬまでにやりたいこと。
つまり、生きているうちにやりたいこと。
少し大げさな言い方かもしれませんが、人生は有限です。
例えすぐには叶わなくても、
小さな夢を持っているだけで、毎日がちょっとだけ前向きになります。
✔ 興味がある本を1ページ読んでみる
✔ 気になる講座の資料を取り寄せてみる
✔ 同じ興味を持つ人のブログを読んでみる
そんな、ささやかな一歩でいいんです。
「いつかやりたいな」じゃなくて「今日、ちょっとだけやってみようかな」。
その積み重ねが、気づけば自分らしい人生を彩ってくれます。
「小さな夢リスト」を少しずつ育てていこう
誰かに見せるためでなく、自分の心をひたひたに満たすもの。
あたらしい夢を見つけて、残された時間で少しずつかたちにしていくことで、人生はきっと豊かになる。
50代はまだまだ人生の道のりの途中です。
どうか自分の「やりたいこと」を大事にしてみてください。
それが未来のあなたを、きっと笑顔にしてくれますよ。
【音楽レッスン オトノミチシルベ】



