50代から前向きなペースダウン「マイクロリタイアメント」と「キャリアドリフト」

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「もう若い時みたいにがむしゃらに働けない」
「フルタイム、フル出社はつらい」
「でも、完全に仕事をやめるのは不安」

——そんな思いを抱える50代女性に知ってほしいのが「マイクロリタイアメント」と「キャリアドリフト」という考え方。

この記事では、50代から自分らしく心地よく働きながら暮らしていくための、小さなヒントをお届けします。


「ずっと頑張ってきた自分」を少し休ませてあげる発想

長年、仕事や家庭の中で「ちゃんとしなきゃ」とがんばってきた私たち世代。

  

でも50代になると、体力も気力も、少しずつ変わってきますよね。

  

「このままずっと同じペースで働き続けられるのかな……」
「本当は、もう少しゆっくり生きたいな」

  

そんな声が、心の中に静かに芽を出し始めた方も多いのではないでしょうか。

   

そこで注目したいのが、マイクロリタイアメントという考え方。

   

これは「小さな引退」を意味し、完全に仕事を辞めるのではなく、
   

働き方をゆるやかに調整しながら、心と身体を整えていくライフスタイルのこと。

   

たとえば——

  • フルタイムからパートタイムへ
  • 週5勤務から週3勤務へ
  • 好きな仕事だけを細く長く続ける

  

そんな「持続可能な働き方」へのシフトによって、心の余白が少しずつ戻ってくるかもしれません。

 

  

あえて漂う「キャリアドリフト」という考え方

もうひとつ、注目されているのがキャリアドリフト(Career Driftという考え方。

  

直訳すると「漂うキャリア」です。

 

決してネガティブな意味ではありません。

  

計画通りにキャリアを積み上げるのではなく、
  

そのときどきの出会いや興味、変化に身をゆだねながら歩んでいく

 

という柔軟な考え方です。

  

たとえば——

  

  • 偶然出会った人に誘われて、まったく別の仕事に挑戦してみる
  • 趣味で始めたことが、気づけば収入につながっていた
  • ボランティア活動から、ライフワークが見つかった

  

そんな「想定外のキャリアの流れ」にあえて乗ってみることで、
  

自分らしい道が見えてくることもあります。

  

「しっかり計画して、目標を立てて、実行する」
  

これまでそうやって自分を奮い立たせてきた人は、

 

この「流れに任せる」というスタイルを最初は受け入れがたいかもしれません。

  

でも漂っているうちにどこかにたどり着く、

 

そんな気楽さ、偶然を楽しむ余裕を持ってみてもいいのではないでしょうか。

 

  

「小さなリタイア」「ゆるやかなドリフト」を始めてみたら

私自身、50代を迎える少し前にフルタイムの仕事を手放し、接客の仕事をパートタイムで続けながら、

 

フリーでキャリア相談や研修関係の仕事も受け、その合間に書くことや学びにも時間を使っています。

    

収入の不安定さや将来の不安などは常に付きまとい不安になることもありますが、

 

自分の心と体に正直に、

 

「ちょっと一休み」「ちょっと寄り道」

  

——そんな時間を大切にしながら

 

「忙しい日々」と「それほどでもない日々」を組み合わせて過ごしています。

  

おかげで、これまでとは違う風景が見えるようになりました。

  

たとえば——

  • 様々な業種の人と会い、会社で働くことができるため、人間関係がそれほど濃密にならない
  • 土曜日に仕事を入れた週は平日休みを設け、すいている映画館でゆったり映画をみる
  • 記事を書くことに費やす時間を「楽しみ 兼 仕事」「仕事と趣味の間」として捉えることができる

   

「好奇心とささやかな喜び」が自分のペースを作る手がかりになってくれています。

  

目的地をかっちり決めない。

   

そんな生き方もありなんだな、と感じています。

 

どこに流れ着くかはお楽しみ。

 

まだまだ漂っていこうと思います。

  

50代からのライフキャリアに「正しさ」は要らない

長い間「安定した仕事」「社会的に認められるキャリア」を目指して、
  

一生懸命に歩んできた人も多いのではないでしょうか。

 

収入や立場を手放すのが怖い、とい気持ちもありますよね。

  

でも、それが少し窮屈に感じ出したら。

 

これから先、残りの人生は「自分がどう在りたい」「どんなペースで暮らしたいか」の軸を見直して、
   

ライフキャリアを再設計してもいいのではないでしょうか。

   

「私らしい幸せ」——その定義は人それぞれです。
   

誰かと比べるものではありません。

 

そして、それは年齢とともに変わっていくものです。

   

セカンドキャリアに、立派な肩書きも、大きな収入も、必要ありません。

   

必要なのは「今と、これからの私」が本当に心地よくいられる選択をしていくこと

  

マイクロリタイアメントも、キャリアドリフトも、
  

「自分の本当の声に耳を澄ませる」きっかけになるのではないでしょうか。

   

もし今、なんとなく疲れていたり、これからの働き方に迷っていたりするなら——

  
いったん立ち止まって、自分の心の声を聴いてみてください。

  

「こうしたい」「こうありたい」と思える生き方は、

 

もしかしたら少しゆるやかで、少し予想外な道かもしれません。

  

あなたの物語の新たな章はどんなストーリーになるでしょうか。

    

楽しみながら紡いでいきましょう。

 

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